ドリーム小説

どうせ私が行くことになるんだろうな・・・・・



    ま、あっちの皆も好きだし・・・・




もし行くとして・・・私はアイツに・・・言えるのかな・・・・・・・・・




    そろそろ・・・・言わなきゃ・・・・ね・・・







第壱 江戸行き














プルルルルルルル プルルルルルルル




「はいもしもし、こちら武装警察真選組です」





「拙者だよ拙者」





「・・・どちら様ですか??(イタズラ電話・・??・・かな」





「ちょっと事故っちゃってさァ。今から言う講座に振り込んで欲しいんだけど」





「・・・電話切りますけどいいですか??」





「・・・・にゃ〜んてね。冗談だよ♪その声は山崎君でしょ!!」





「?!何で僕の名前知ってるんですか?!」





「やだなァ、私だよ私!!!!!!」





彼女の名前は。武州生まれの武州育ちで近藤、土方、沖田の幼馴染だ





「あッ、さんですか。ビックリしましたよ本当。真選組屯所にイタズラ電話掛けてくる人なんてそうそう居ませんから」





「ちょっと!!イタズラ電話って酷くない?!私用があって電話したんだけど」




何度か江戸に遊びに来ているので真選組隊士の中では知らない人はいないくらいの有名人




「はいはい。分かってますって。で、沖田さんですか??」




「総悟じゃなくてさ、近藤さん呼んでくれる??」




「局長ですね。ちょっと待ってて下さい」





数分後




「お〜久しぶり!!」





「近藤さんお久〜」





「で、どうした??江戸に住む気になったか??」





近藤は武州で1人暮らしをしているを気にして江戸で住むことを勧めていたのだった





「まだこっちでいいよ。それよりさ、たまにはこっちに帰ってきてよ」





「武州か・・そういや随分帰ってなかったかな」





「正月も帰って来ないんだもん。そんなに大変なの??」





「・・・・まぁな・・・」




「ってかそんな我儘言っちゃだめだよね。だっけ警察だもんねェ。・・でもさ!!ほら、たまにはさ!!」




「ん〜・・・」




「近藤さんとかトシ兄の顔も見たいし」






「総悟とも会いたいかァ??」





近藤がわざとらしく冷やかすように言った




「総悟ォ??なんでよ・・・そりゃ会いたくもないとも言わないけどさ・・。どうせアイツと会ったらまた喧嘩になっちゃいそうな気が・・・」





「そらァてめェが悪いんでィ」





「?!その声は総悟?!私近藤さんと話してたんだけど・・・」





「どうせまた『寂しいから帰ってきてェ〜』って内容なんだろィ」





「私そんな言い方してないし!!寂しいのは総悟なんじゃないの?!」





「俺ァ全然寂しくなんかありやせんけどねィ」





「〜〜〜・・・っつっても本当にたまには帰ってきてよね。昔道場に通ってた皆も会いたいって言ってるんだよ??」





「あいつらですかィ・・まあ会いたいか会いたくないってわけじゃありやせんけど俺ら仕事忙しいんですよねィ」





「そんなこと言って総悟のことだからまたサボってばっかなんじゃないのォ」





「俺のはサボりじゃなくてただの休憩でさァ」





「結局サボってんじゃん。っつーか本当に顔見せなさいよね。帰って来れないの??日帰りとかででも・・・」





「そんなに俺に会いたいんですかィ??」





「なッ・・馬鹿!!何言ってんのよ。んなわけないじゃない」





「っつーかそこまで言うんならてめェが江戸に来りゃすむ話じゃないんですかィ??」





「・・・だってェ・・」





「だって??」





「・・・・・・行くの面倒なんだもん・・・」





「・・・・・」





「疲れるし・・・江戸とか・・人多すぎだし・・・疲れるし・・面倒だし・・・」





「くだらねェ・・・」





「くだらなくなんかないよ!!だって・・・前行ったときなんか・・ターミナルから屯所まで迷っちゃったんだから!!」





「そりゃァが悪いだけでさァ」





「・・・どーせ私は田舎娘ですよォ〜〜だ!!」





「・・・山崎でも迎えに行かしやすから」





「・・・え??」





「来いよィ。俺だってたまにはてめェの阿呆面見てみたいってもんでさァ」






「ちょ・・・阿呆面って何よ?!・・・・・じゃ・・じゃァ行くよ・・そっちに。ただし!!」





「ただし・・・??」





「2つ約束して!!」





「・・・何ですかィ??」





「1つは絶っっっ対にターミナルまで迎えにきてよね!!もう迷いたくなんかないんだからッッ」





「あと1つは??」





「遊園地連れてって!!」





「・・・・・・・遊園地ィ?!」





「そ!!遊園地!!連れてってくれなきゃ私江戸に行かないよ」





「何でィ。5歳のガキみてェなこと」





「ガキで悪かったね!!・・・・だって・・行ったことないんだもん・・。遊園地・・」





「・・・・・はァ面倒くせェ・・・・まァ・・近藤さんとかが連れってってくれるんじゃないんですかィ??」





「本当?!じゃあ私江戸行くね!!今すぐ準備して行くから・・・・・じゃァ明日の9時にターミナルね!!誰でもいいから絶対迎えにきてよね!!絶対だよ!!じゃあね」 ブチッッ・・・





「・・・・いきなり切りやがって・・・本当・・変わんねェな・・あいつ・・」





「総悟。何て??」






「明日、こっちに来るって行ってやしたよィ」






「明日?!また急な話だな」






「まァ・・・ですからねィ・・」





「そうといやァそうだが・・・・・」





その頃、武州のはと言うと・・・・




「久々に皆に会えるんだ♪」




のりのりで江戸行きの準備をしていた
もともと江戸へは連絡せず行く予定だったのだが前回予告なしで行ったらターミナルから屯所までの道が分からず江戸を彷徨ったからである
迎えにきてもらわないと今度も迷いかねないので予告なしで行くのは止めたのだ





「皆元気にしてるかなァ・・・総悟と・・会うのか・・・」




ふとの手が止まった




「・・・・・私・・・言えるのかな・・・・総悟に・・・」







──────次の日の早朝、は江戸へ向かった










◆あとがき◆

はじめましての方もそうでない方もこんにちはまたはこんばんは、もしくはおはようございます
鵺宵と申します

うちの人生初の連載ということで・・・正直・・・・面倒です・・・

うち今まで短編しかかいたことないがよね・・・連載とか・・何話もかかないかんのって何か嫌やなーーみたいな??
携帯サイトじゃ短編しか書いてませんからね・・・

っつーかこの話もとを辿れば袴宵(もう1人の管理人)との深夜テンションの会話でできた代物で・・
内容がちゃんと定まっていません・・・
何話くらいで完結させるかとかも全然考えておりません・・・一体どうなることやら・・・


こんな内容ですがこれからゆっくりと時間をかけながら書いていく予定なのでどうか宜しく御願しますm(_ _)m

2008.09.07up by鵺宵


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